少子化の世の中で、何のために学習塾やってるの??

こんばんは。成城駅前徒歩1分!学習指導塾S・P・Cスタッフのなおたろうです。

3年前の記事ですが、

日経「代ゼミ、20校閉鎖 浪人生減で全国7校に 」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ22HGY_T20C14A8MM0000/

こんなニュースがありました。

そこで今回は、少子化の世の中で、なぜS・P・Cが未だに学習指導塾をやっているのか、このあたりについて書きます。

S・P・Cはこれまで多くの子供たちの教育にたずさわってきました。20年という歳月を経て、子供を取り巻く環境や人間関係のあり方は幾分変わったように思います。しかし、私たちがこの塾における教育を通して子供たちに身につけてほしいものは、設立当初から一貫しております。

それは

「社会に出ても自分の足で立っていける力」

です。

月並みな表現ですが、特定の学校に入ることがゴールではありません。

学校はあくまでも学問を修める場です。

入学だけにこだわって、その後は人生の糧となるものを吸収できず、世間を渡り歩いていく力が身につかなかったら、何のために学校へ行ったのかわかりません。

逆にいえば、義務教育を終えた時、すでに「社会に出ても自分の足で立っていける力」を身につけているのであれば、あえて高等教育を受けなくても、その人は真っ当に生きていくことができます。

もちろんそれは非常にレアなケースですが。

義務教育は親の義務です。子供に教育を施さなければ親が務めを果たしていないことになります。

しかし、それ以上の教育は本来、受けたい人が受けるものです。

高校では選択授業が増えて進級の条件も厳しくなり、主体的に学ぶ姿勢が求められます。さらに進んで大学では、授業だけでなくゼミや研究室を選び、選考試験を受験します。レポートを書くにあたっては、漠然としたテーマだけを与えられ、自分で一から文献を探して来なければなりません。

それまで学校の先生がしてくれた「お膳立て」のようなものは大学の教授には望めませんね。

当然、悪戦苦闘の日々ですが、そうした経験を積まなければ、鬼ばかりの世間を渡り歩いて行くことなど出来っこありません。ここのところは親御さんがよくよくご承知のことと思います。

「じゃあ、結局S・P・Cは何をするんだよ。」

私たちが言う「社会に出ても自分の足で立っていける」という言葉の意味は、

「知らないことや難しいことに直面しても自分の頭で考えて対処することができる」

ということです。

人間ですから「全部知ってる、全部わかる」などということはあり得ません。

「知らないっ!分からないっ!苦しいっ!」

という具合に七転八倒するのが普通です。

しかし、この七転八倒をした上で、必死に考えて答えを探り当てる経験こそが、「社会に出ても自分の足で立っていける力」の核になります。

私たちは、高等教育の礎となる中等教育及び中等教育の礎となる初等教育を通して、

子供たちの七転八倒に寄りそい、答えを探り当てるためのヒントを提示します。

そして、共に泣き、共に笑いたいと思っています。

自分たちも通った道です。大人の「強い立場」からだけではなく、子供の「弱い立場」からも一緒に考えます。

少子化の世の中だからこそ、社会全体にとって大切な子供達に、たくましく、そして、しなやかに育って欲しいと思うのです。

長々と書いてしまいました。

共感していただける方、もっと詳しく聞かせなさい!という方、ぜひ一度体験にいらしてください。