ダンボールでまたひとつ賢くなった☝︎☝︎3/30出題エスパー総統クイズの答え☝︎☝︎

こんばんは。学習塾指導塾S・P・Cスタッフのなおたろうです♪

3/30出題のエスパー総統クイズ。


問題は

「世界ではじめてダンボールを作った人はなんのためにつくったでしょう??」

でした。

 

以前はダンボール📦といえば引越しでしたが、私、最近はネットショッピングをよく利用するようになったのでそちらのイメージが強いです。Amazonプライムで頼むとどんな小さいものでもダンボールで送られてきますからね。
下のPDF、「全国段ボール工業組合連合会」がホームページ上で公開しているものなんですが、ヒジョーに興味深い資料です!!
物流に欠かせないダンボールですから、経済と密接に関連しているのですね。

消費動向をみてもそのことがよーく分かります。
加工食品用のダンボールは、節約志向から中食の増加が見込まれ、前年比1%強の需要増だそうで。
通販、宅配、引越し用は、やはりネット販売の好調を受けて前年比で5%以上伸びるのだとか。この部門が一番伸びているようです。

ダンボール消費動向
http://zendanren.or.jp/data/pdf/shohi_doko/kakuhou3.pdf

2017年ダンボール需要予測
http://zendanren.or.jp/data/pdf/shohi_doko/kakuhou3.pdf
さて、生活のあらゆるところに登場するダンボールですが、世界で最初にダンボールが作られたのはイギリスです。

そのダンボールはなんと、シルクハット🎩の内側にはりつける素材として開発されました。

なぜあれを帽子に??

と戸惑いますが、実はダンボールは通気性とクッション性を兼ね備えているので帽子に適しているのだそうです。

現在とは少し用途が違うんですね。

帽子用に開発されたダンボールは、やがてアメリカで包装材として使われるようになりました。1871年に特許が取得されています。
今でもガラス瓶入りの輸入食材を買ったりすると、われないように段が付いた紙で巻いてくれたりします。いわゆる緩衝材です。

そして1894年にはダンボールシートに溝切りと裁断を施したダンボール箱が初めて製造されました。

ちなみに日本では、1909年に、井上貞治郎さんという方が、自ら機械を考案して、ボール紙に段をつけることに成功し、それを「段ボール」と名付けたそうです。

それまでも輸入品としてダンボールが外国から入ってきていたのですが、定まった名前がなかったので、しわしわ紙とかなまこ紙と呼ばれていたのだとか。

私、恥ずかしながら、「ダンボール」という言葉が英語だと思っていたので、日本語であるという事実には驚きました!
井上さんのセンス、すごいです!!

知らなかったら海外の方に必死で「ダンボール!ダンボール!」と言っていたことでしょう、、、

ちなみに英語だと、

cardboard(厚紙、板紙、段ボール)

というそうです。
ダンボール箱はcardboard boxですね。

英和辞書ジーニアスには

corrugated(波形の、うね状の) paper

という表現も載っていました。

ということで、クイズの答えはBです!

いやー、今回もいろいろと勉強になりました。ダンボール消費動向と需要予測は今後もチェックします。

また次回もお楽しみに♪

参考サイト
「全国段ボール工業組合連合会」HP
http://zendanren.or.jp/